徳島地方審議会は、当初異議審の日程を入れていた8月21日まで行われず、この日が第4回本審となり第1回専門部会も開催されました。第1回専門部会では労側は、連合の算出した徳島のリビングウェッジは1,440円でそれを4年で実現するためには115円の引上げが必要とし、使用者側はパートの25年6月の対前年同月比上昇率が3.6%だから35円が相当としました。公労、公使の2者協議のあと、労側は5年で1,440円を実現させることにして92円としましたが、使用者側は35円を譲らず、次回に持ち越すこととなりました。8月28日、29日と専門部会が開催されましたが、労使協議のみで最後に労側が28日に80円、29日に68円、使用者側は、28日、29日とも目安どおりの63円を譲らなかった。 9月1日に開催された第4回専門部会では、労使が何も主張せず冒頭から労使協議を申し入れ、別室に行き、戻ってくれば、「66円引上げを来年1月1日発効すること労使合意した」として、全会一致で終わりました。傍聴と言って公・労・使誰もいない会場で待つだけで「これが公開?」という状況でした。本会議では、専門部会の委員でなかったUIゼンセンの委員が、「納得できない、1月1日発効は遅すぎるだろう。公益委員の見解を聞かせて下さい」といいましたが、会長は「労使が合意した場合は公益委員は口を挟まない」として意見は述べませんでした。まさに労使自治の先取りです。そして、専門部会で全会一致したので本審ではそのまま答申となりました。昨年は、部会長見解が出され少なくとも提起した根拠などが示されましたが、根拠も経緯も一切知らされないまま答申されたのです。